中年の危機」を深刻化させるSNS、若者への影響は少なめ
日付:
2018-06-19
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社交メディア(SNS)の存在が人々の日常生活においてますます欠かせないものとなってきている昨今、SNSに心理的に依存しているという人も多い。年配の人々は、ハイテクによる影響をほとんど受けていない一方で、「00後(2000年代生まれ)」の新世代の人々は、小さい頃からSNSに取り囲まれた環境で育ってきたため、「どうしていいか訳が分からない」といった事態に陥ることはない。SNSによる影響を最も大きく受けているのは、「70後(1970年代生まれ)」や「80後(1980年代生まれ)」のように、ちょうど中年期に差し掛かった人々となっている。米定期刊行誌「人間行動におけるコンピュータ(Computers in Human Behavior )」に掲載された研究報告では、「中年層(30歳~49歳)がいわゆる『中年の危機』に直面して狼狽したとき、全盛期にあるSNSは、このような焦燥感をいっそう駆り立てる恐れがある。悪しき感情に襲われた場合は、一刻も早くスマホを手から離して、『他人のパーフェクトな生活』が自分にもたらすマイナスのエネルギーを極力遮断するよう心がけなければならない」と警鐘を鳴らしている。北京晨報が伝えた。