米スタンフォード大学の研究チームが、スマートフォン歩数計アプリに基づいた世界規模のビッグデータを分析し、「世界で最も歩かない国」を探す試みを行った。環球時報が伝えた。
12日付英国放送協会(BBC)報道によると、ほとんどのスマホには、加速度センサーが搭載されており、歩数を記録することができる。スタンフォード大学の研究チームは、6800万日分のスマホデータを分単位で分析し、世界各国・地域に住む人々の平均歩数が1日あたり4961歩であるという結論を導き出した。研究スタッフが使用したのは、70万人以上の匿名ユーザーのデータだった。
調査対象となった全国家・地域別で住民の1日あたり平均歩数を見ると、香港地区が6880歩と世界トップ、インドネシアが3513歩で「世界で最も歩かない国家」となった。