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英首相 EU離脱交渉方針で信問いたい 総選挙を6月に

日付: 2017-04-18
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イギリスのメイ首相は、EU=ヨーロッパ連合からの離脱に向けたみずからの交渉の方針について国民に信を問うため、総選挙を前倒しし、ことし6月8日に実施したいという意向を明らかにしました。メイ首相としては、EUからの離脱の方針に野党側が反対する中、国民の信任を得ることで、今後の離脱交渉を有利に進めたい思惑があると見られています。
メイ首相は18日午前(日本時間の午後7時すぎ)から、ロンドンの首相官邸で会見し、2020年に予定されていた総選挙を前倒しして、ことし6月8日に実施したいという意向を明らかにしました。

総選挙を前倒しする理由についてメイ首相は、「EUからの離脱についてイギリスは正しい計画を持っている。しかし、ほかの政党が反対をしている。政界の分断は将来への不安を招くため今、総選挙が必要だ」と述べ、EUからの離脱に向けて単一市場からの撤退も視野に、みずからが進めている交渉の方針について、国民に信を問いたいという考えを示しました。

総選挙の前倒しには議会の3分の2以上の支持が必要で、19日から審議が始まる予定ですが、最大野党・労働党のコービン党首は「首相の決断を歓迎する」と述べていることから、総選挙が6月に実施される公算が大きくなっています。

最新の世論調査の支持率では、メイ首相が50%であるのに対して、労働党のコービン党首は14%にとどまっていて、総選挙が実施されれば与党・保守党が優勢になると見られています。

メイ首相は去年、EU離脱の是非を問う国民投票の責任を取って辞任したキャメロン前首相の後任として就任しましたが、野党側は総選挙を経験していない首相に離脱交渉を任せることはできないと批判しており、メイ首相としては国民の信任を得ることで今後の離脱交渉を有利に進める思惑があると見られています。

 

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