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ヒトゲノム 遺伝子以外の配列の一部 がんや難病などと関係か

日付: 2017-04-04
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生命の設計図にあたるヒトの遺伝情報は、9割以上その機能がよくわかっていませんが、これらの一部が、がんや難病など300種類に上る病気と関係している可能性があるとする研究成果を理化学研究所のグループが発表しました。これまでにはないタイプの新薬の開発につながる可能性があるとしています。
この研究を行ったのは、理化学研究所のライフサイエンス技術基盤研究センターなどのグループです。

生命の設計図にあたるヒトゲノムと呼ばれる遺伝情報は、30億もの塩基配列でできていますが、遺伝子として働き、生命活動を支えているのはこのうちのごく一部で、9割以上の配列については、その機能がよくわかっていません。

研究グループが、大量の遺伝情報を解読できる「次世代シークエンサー」と呼ばれる装置などを使って解析したところ、これらの配列の一部が、血液のがんである白血病やパーキンソン病、潰瘍性大腸炎など、300種類に上る病気と関連している可能性がわかったということです。

これまで病気の薬は、主に遺伝子をターゲットにして開発が進められてきましたが、遺伝子以外の配列に着目すれば、これまでにないタイプの新薬の開発につながる可能性があるとしています。

研究を行った川路英哉コーディネーターは「ヒトゲノムの遺伝子以外の部分がどのように病気と関連しているのか、さらに詳しいメカニズムを解明し、新薬の開発につなげていけるようにしたい」と話しています。

 

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