春の睡眠健康週間に合わせて、昼寝をすることで頭をすっきりさせてもらおうという動きが広がっていて、都内では、店内で眠ることができるカフェや気軽に昼寝ができる睡眠グッズが人気を集めています。
今月11日から25日までの春の睡眠健康週間に合わせて東京・原宿では、昼寝に注目し、質のよい睡眠を確保してもらおうと店内で眠ることができるその名も「睡眠カフェ」が期間限定でオープンしました。
1品以上のフードメニューを注文すると、店内にある最新のベッドを使ってヘッドフォンで音楽を自由に聞きながら2時間以内に限って眠ることができます。
さらに、眠る前には、刺激が少なく眠りの質を高めることが期待されるという「カフェインレスコーヒー」が提供され、一眠りしたあとは、カフェイン入りの一般的なコーヒーが出され、すっきりリフレッシュできる仕組みです。
22日、仕事の帰りに寄ったという20歳の女性は、「ぽかぽかして眠くなっていたらこの睡眠カフェを偶然見つけ思わず入りました。ゆっくり眠りたいです」と話していました。
また、都内の雑貨店では、表紙がクッションとなり枕としても使えるノートやうつぶせで寝やすい腕に通すことができる枕などユニークな商品が並び、店によりますと、職場などで気軽に昼寝ができるグッズに人気が集まっているということです。
「昼寝は短時間で規則正しく」
日本睡眠改善協議会理事長の白川修一郎さんは、「昼寝は、夜間の睡眠が足りない場合に昼間の覚醒、脳の状態をある程度回復させるための手段になる。昼寝は、長く眠ることは避け、短時間で、いつも同じ時間帯に規則正しくとることが大事だ」と話しています。