週明けの13日の東京株式市場は、日米首脳会談などで当初懸念されていた、トランプ政権が日本の為替政策などに注文をつける展開にならなかったという安心感から、買い注文が広がり、株価は値上がりしています。
日経平均株価、午前の終値は、先週末より104円45銭高い、1万9483円38銭。東証株価指数=トピックスは、9.51上がって、1556.07となっています。午前の出来高は9億8886万株でした。
市場関係者は「週末に行われた日米首脳会談などでは、当初、日本の自動車輸出に注文がつくのではという懸念があったが、そうした展開にならず、自動車関連の銘柄が買い戻されている。また、原油の先物価格が上昇したことを受けて、エネルギー関連の銘柄も買われている。ただ、日経平均株価は先週金曜に470円上昇し、きょうも値上がりしていることで、利益を確保しようという売り注文も出ていて、株価の上昇は限定的となっている」と話しています。