菅官房長官は、東京オリンピック・パラリンピックを見据え、東京の上野公園周辺を世界の文化交流拠点にすることを目指して開かれた会議に出席し、日本を訪れる外国人旅行者の更なる増加に向けて取り組みを後押ししていく考えを示しました。
3年後の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、博物館や美術館が集中する台東区の上野公園周辺を、世界の文化交流拠点にすることを目指して、文化庁や東京都、民間企業などの関係者が出席し東京国立博物館で会議が開催されました。この中で菅官房長官は、「訪日外国人を4000万人に増やすことを目標にしている。しかし、日本にはさまざまな観光資源があるが、素晴らしさを生かし切れていない」と述べました。そのうえで、菅官房長官は、「上野地区は国立西洋美術館が世界遺産に登録され、外国人からも脚光をあびている。上野が、皆さんの努力によって世界の観光客を引きつける魅力的な文化拠点に成長していくことを期待している」と述べ、外国人旅行者の更なる増加に向けて取り組みを後押ししていく考えを示しました。