独・米の4社 欧州で電気自動車の充電スタンド整備へ
日付:
2016-11-29
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電気自動車の普及を促そうと、フォルクスワーゲンなどドイツとアメリカの大手自動車メーカー4社は29日、ヨーロッパの主要な高速道路に電気自動車の充電スタンドを共同で整備していく計画を発表しました。
これは、ドイツの大手自動車メーカーのフォルクスワーゲンとダイムラー、それにBMWとアメリカのフォードの4社が発表したものです。
計画によりますと、4社は来年から2020年までにドイツなどヨーロッパの主要な高速道路沿いのおよそ400か所に電気自動車用の急速充電スタンド数千基を整備するということです。計画では、およそ120キロごとに最大出力が350キロワットの充電スタンドが設置される見通しで、長距離移動を可能にすることによって電気自動車の普及につなげるのが狙いです。
ヨーロッパでは、フォルクスワーゲンのディーゼル車をめぐる不正問題をきっかけに、それまで主流だったディーゼル車の販売が低迷していることから、大手自動車メーカーは電気自動車の開発に力を入れる戦略を相次いで打ち出しています。