中新網南昌8月4日電(劉玉潔呉鵬泉)「全省の対外貿易輸出入総額は2012年の2108億6000万元から、2021年の4980億4000万元に増加し、136%増加した」。江西省の公式記者会見で、江西省商務庁長の謝一平氏は次のように述べた。
10年来、江西省の対外貿易構造は引き続き最適化され、対外貿易市場はさらに多元化している。謝一平氏によると、2021年、江西省と貿易関係にある国と地域は224に達し、ASEANは同省の第1位の貿易パートナーとなり、全省での対外貿易の占める割合は2012年の11.7%から16%に上昇した。
江西省の対外貿易製品の付加価値はさらに向上し、機電製品とハイテク製品が輸出の主力となっている。データによると、江西省の機電製品、ハイテク製品の輸出総額に占める割合は50.1%と26.1%に達し、それぞれ2012年より12.8%、13%上昇した。その中で太陽電池、自動車の輸出はそれぞれ2012年より314%、145%増加した。
江西省はまた、各種市場主体の発展と強大化を支持している。謝一平氏によると、10年来、江西省は累計5708社の外資系企業を新設し、すでに212社の世界トップ500企業がカンに投資している。輸出入実績のある企業は2763社から6153社に増え、123%増加した。江西企業は累計636社の企業(機構)を国外に設立した。
保税貿易、国境を越えた電子商取引などの対外貿易の新業態は江西省の安定した対外貿易の重要な力となっている。統計によると、2021年、江西省の4つの総合保税区の輸出入額は前年比156.3%増の457.7億元に達し、同期の対外貿易総額の9.2%を占めた。税関の越境電子商取引管理プラットフォームを通じた輸出入額は496億元で、前年同期比17.9倍増加し、対外貿易総額の10%を占めた。
謝一平氏によると、近年、江西省は港の「三同」試験を実施し、港の物流時効が60%以上上昇し、輸送コストが40%以上低下し、輸出通関時間は0.28時間で、通関効率は中部第1位だった。
江西省商務庁対外貿易発展処の梁永紅処長は、江西省は国境を越えた電子商取引、海外倉庫、対外貿易総合サービスなどの新業態の新モデルの発展を加速させると述べた。伝統的な対外貿易企業、越境電子商取引企業が江西省の主要貿易パートナー、「一帯一路」沿線国、RCEP加盟国に海外倉庫を建設するよう誘導し、支持する。