全国社会保障基金(NSSF)は8月18日、社会保障基金の年間投資収益率と設立以来の年平均投資収益率がそれぞれ4.27%と8.30%であることを示す2021年度報告書を発表した。
同時に、社会保障基金の資産総額は昨年末に30198.10億元(約4446億ドル)に達し、そのうち:直接投資102130.08億元、比33.82%を占め、対外投資額は19985.02億元で、66.18%を占めている。国内投資額は27474億7300万元で、90.98%を占めている。海外投資額は2723億3700万元で、9.02%を占めている。
このような規模では、社会保障基金は世界第5位の年金となり、日本のGPIF、韓国のNPS、オランダのAGP、カナダのCPPIBに次いで、米国のCalPERS、カナダのCDPG、米国のCalSTRS、オランダのPGGM、スウェーデンの政府年金組合AP 1-7をリードすることができる。
一方、投資パフォーマンスでは、社会保障基金の長期リターン(設立以来)はまだ10大年金の上位にランクされているが、年間リターンは最下位(米CalPERSとCalSTRSは年間データが6月30日までのため、計上されていない)で、年間最強パフォーマンスのカナダCPPIBとは10ポイント(9.53%)近く差がある。