G20大阪サミットの閉幕から間もない1日、日本経済産業省は半導体の製造に使用される「フッ化ポリイミド」「フォトレジスト」「高純度フッ化水素」の3品目の韓国への輸出を今月4日から規制すると突然発表した。日本は規定を見直して、先端技術の輸出申請を免除する優遇制度「ホワイト国」から韓国を除外することも検討している。西村康稔内閣官房副長官は同日の記者会見で、こうした措置について、第2次大戦時の韓国人元徴用工の訴訟への判決に対する対抗措置ではなく、安全保障上の考慮に基づく輸出管理制度の適度な調整に過ぎないと強調したが、現在両国間に信頼関係がないことは否定しなかった。輸出規制対象の3品目のうち、2品目は日本が世界シェアの90%を占めるため、サムスン電子、LGなど韓国企業は大きな打撃を受けるうえ、短期間内に代替メーカーを探すのは困難と見られる。