北京市通州区にある大運河森林公園にこのほど1羽の黒鳥が飛来し、多くの市民から注目を集めている。特に、多くの写真愛好家が、この「優雅な姿」を捉えようと、カメラ片手に同公園に集まっている。北京青年報が報じた。
通州区大運河森林公園の職員は、「公園の湖に黒鳥が飛来したのは、今回が初めてで、公園が放し飼いにしている訳ではなく、別の場所からやって来た。ここで3年あまり仕事をしているが、公園内で見たことがあるのは白鳥だけで、黒鳥の姿を確認したのは今回が初めてだ」と話した。
黒鳥が同公園に飛来したことは、通州区の水系管理や生態環境の改善に著しい効果が挙がっていることを十分に証明している。また、「都市緑心」や「景観生態廊」などのプロジェクトが着工するにつれて、通州の生態環境は新たな段階にステップアップすると見られ、将来的には、ますます多くの野生動物がこの都市に姿を現すと期待されている。